男女を問わず人を悩ませる肌トラブル、シミ。家族や親せきを見ていて、「自分にも遺伝するのでは？」と思ったことがありませんか？
実はシミのできやすさに関係する遺伝子があり、親子で遺伝している可能性があるのです！

シミができやすいとはどういうことか

そもそもなぜシミができてしまうのでしょう？
シミはメラニン色素の集まりが肌の表面に見えている状態です。多少のメラニンは新陳代謝で垢となって消えていくのですが、それがうまくいかずに肌細胞の質が悪くなると、シミができてしまします。

シミができるには日焼けや乾燥肌といった原因がありますが、これに加えて遺伝的な体質によってシミのできやすさが変わるのです。

シミのできやすさに関する遺伝子GPX1

GPX1という遺伝子は、肌の解毒能力に関係します。この遺伝子の型によっては、細胞が酸化しやすかったり、DNAの損傷によるシミができやすくなることがあります。

GPX1遺伝子は、グルタチオンペルオキシダーゼ1（GPX1）という過酸化水素を除去する酵素の働きを活性化させます。GPX1の酵素活性が低下すると、体内の過酸化水素や過酸化脂質をよく除去できず、シミができやすくなる傾向があります。

見た目で体質はわからない

人と見比べてシミのできやすさを判断することはできますが、それはあくまでも見た目の話。実際の体質は、表面からは分かりません。
遺伝的な体質によっては、シミの他にもシワや肌老化が起こりやすいこともあります。体質的にシミのできやすい人は、シミ対策に特化したスキンケアを試みた方がいいでしょう。逆にシミリスクの低い人がシミばかりに気を取られていては、もっと重視すべき肌質リスクを見逃すかも…

美容・肌質関連の遺伝子検査キット