忘年会・新年会シーズン!お酒にありがちな死線をくぐり抜ける!

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今年も残り少なくなってきましたね。いよいよ忘年会・新年会のシーズンがやってきます!ついつい飲酒量が増え、体に負担をかけてしまう季節でもあります。

年末のスケジュール次第では、会社・友人・知人など忘年会が重なって飲み会ざんまいになるのかも。ともかく二日酔いなどの辛さを抜け出し、無事に年越し・年明けを迎えたいものですね。

お酒について知っておきたい知識

お酒について一番初めに知らないといけないのは、二日酔いになってしまう理由。これを知らないということは、二日酔いを回避する手段を全く持っていないということになりますよ!

そもそも二日酔いになるのはなぜ?

二日酔いになってしまう理由を簡単に言えば、お酒の成分が体内に残っているため。人間は肝臓でお酒を分解することができるのですが、その分解は2つのステップにわけて行われます。


・お酒(アルコール)をアセトアルデヒド(有毒)に分解
はじめに、お酒の主成分であるアルコールが有毒物質であるアセトアルデヒドに分解されます。

・アセトアルデヒド(有毒)を酢酸に分解する
有毒物質であるアセトアルデヒドを酢酸に分解し、無害化します。全てのアルコールが酢酸に分解されることで、アルコールが体から抜けたといえます。


ここまで見たらピンと来た方も多いかも?実は二日酔いは、有毒物質であるアセトアルデヒドが体内に残りやすいことが理由だったんです!

二日酔いになりやすいのは遺伝的な体質が原因かも

しかし、その一方で有毒物質が体内に残りやすい方もいれば、そうでない方もいます。これって、いったい何が違うと思いますか?知っている方もいると思うんですが、お酒の残りやすい(=二日酔いになりやすい)のは生まれ持った体質が大きな原因。

お酒の強さにかかわる遺伝子は、たったの2種類!アルコール分解とアセトアルデヒド分解にかかわる遺伝子が両親から遺伝することで、飲めるか飲めないか体質が大きく4つのタイプに分かれます。


A.自他ともに認める、自称上戸タイプ
ほろ酔い気分になり、最高な気分でお酒が飲める方が当てはまります。
遺伝的にはアルコール分解もアセトアルデヒド分解も問題なく行えるタイプです。

B.下戸か上戸か分からないタイプ
飲んだ翌日は頭が痛くなり、二日酔いになってしまう方が当てはまります。
遺伝的にはアルコール分解できるものの、アセトアルデヒド分解に問題があるタイプです。

C.アルコールを常習的に飲む自称上戸タイプ
お酒は飲めると思っているが、翌日は酒臭さが残ってしまう方が当てはまります。
遺伝的にはアルコール分解に問題があるためにアセトアルデヒドによる気持ち悪さが出にくく、飲みすぎてしまうタイプです。

D.自他ともに認める、自称下戸タイプ
お酒を飲むとすぐに気持ち悪くなってしまうので、全く飲めないという方が当てはまります。
遺伝的にはアルコールが分解できても、有毒なアセトアルデヒドが全く分解できないタイプです。


これらのタイプによって死線のくぐり方が変わってきます。自分自身がどの体質タイプに当てはまっているかを意識して読んでみてください!

忘年会・新年会でありがちな死線

忘年会や新年会でありがちな死線。つまり、実際に起きうるシチュエーションをくぐり抜ける方法を考えましょう。

恐怖!上司のアルハラを切り抜けろ!

乾杯からの、上司のアルハラ

まずは、忘年会・新年会で良くある死線。それは上司からのアルハラ、いわゆるアルコールハラスメント!飲み始めると上司がやってきて、「飲め飲め!」と急かされることってありますよね。お酒が飲めるのであれば特に問題ない場面ですが、お酒が飲めない場合は大ピンチ。

[対策]:これは体質タイプDに当てはまる方に多いことです。まず、できることは正直に飲めないと断ってしまうこと。しかし、こうなると本当に飲めないのか疑われたり、角が立ちやすいですね。自分自身のお酒に対する体質のタイプが分かっていれば、遺伝子レベルで飲めない体質であると断るときの説得力が増します。

ペースアップ!死の危険を感じる一気飲みゲーム!

一気飲み用・ショットグラスがたくさんある。

次に来る死線は、一気飲み。忘年会や新年会が盛り上がってくると、一気飲みゲームのようなものが開催されます。これまでマイペースで飲めていたものが、突如としてハイペースに変わってしまう恐ろしい死線です。ショットグラスがテーブルに1ダースくらい並んだときには、変な汗が出てしまいます。

[対策]:これは、お酒を飲むことができる体質タイプAやCに多く当てはまります。これが原因で失敗をしたことがある方も多いのでは?お酒をいきなりペースを上げて飲むと、急性アルコール中毒になる可能性が跳ね上がります。そのため、お酒を多量に飲んだ場合は、きちんと失われた水分を補給しましょう。

また胃腸を傷つける危険はあるものの、体内で処理されるアルコールを物理的に減らすために吐いてしまうのも緊急時には有効です。タイプAの方はお酒に強いので気にならないのですが、タイプCに当てはまる方は意識しないとアルコールの餌食になってしまいますよ!

奇行!電柱にケンカを売ってしまう!

上司のアルハラ

忘年会や新年会が終わったとき相当量のお酒を飲んでいるなら、脳がマヒしてしまいとんでもない行動に走ってしまうことも。これと似た状況に「道路の真ん中で寝る」や「交番の牢屋で目を覚ます」などがあり特徴的ですが、なぜそのような状況になっているかは全く覚えていないことが多いです。

[対策]:これは体質タイプCの方が多く当てはまります。アルコールが体内に残ったままになれば、当然酔いがさめません。深酒しすぎていれば、なおさらです。アルコールが体内に残りやすいかどうかは体質に左右されますが、アルコールの吸収を穏やかにしてくれる「牛乳・ヨーグルト」、アセトアルデヒドの毒性を薄める「トマト」を口にしておきましょう。

他の体質タイプの方も、これを意識すればお酒が体内から排出されやすくなるので、死線をくぐりやすくなります。

あとの祭り!二日酔いは遅れてやってくる!

二日酔いは遅れてやってくる!

二日酔いは、全てが終わった後からじわじわとやってきます。次の日に起きたときには何事もないのですが、内蔵もいっしょに目を覚まします。すると突然、吐き気・腹痛・頭痛などの症状に悩まされることになります。胃腸・肝臓などすべてが弱ってしまっているので、お酒の毒素が抜けるまでが大変です。

[対策]:これは体質タイプBに当てはまります。肝臓の分解力を大きく上回るアルコールが体内に蓄積された状態で、さらにこれらが分解されると毒素であるアセトアルデヒドが発生してしまいます。これが不快感が長く続く二日酔いの正体。ここで一番しておきたいのは、胃腸をいたわる二日酔いに効く食事をすることですね。


最終的に二日酔いになりやすいかどうかは、お酒に対する分解力が強いかどうか!自分の体質タイプが初めから分かっていれば、死線をくぐるための対策に自然と意識が向いていきますね。

お酒に強いか弱いか、生まれ持った体質は遺伝子を調べてみるまで分かりません。そんなに高価な商品ではないため、自分のお酒に対する体質を確認する目的や忘年会や新年会の前に上司や同僚と一緒に購入して話のネタにするのもありですね!

お酒について遺伝的体質のタイプがわかる検査キット

お酒が体内に残りにくいかどうかは、あなたの生まれ持つ体質に依存します。その体質を左右するアルコール感受性遺伝子は、お手軽な価格で簡単に検査できる遺伝子検査キットがおすすめです。

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