脳の老化しやすさには遺伝子が関係!?「脳力」低下を防ぐトレーニング法

青い脳のイラスト

加齢に伴って筋力や体力が衰えていくのと同様に、脳の力も年齢と共に衰えていきます。

その「脳力」が低下しやすいかどうかは、遺伝子がかかわっています。

脳力とはなにか?脳の衰えを防ぐ方法、おすすめ脳トレもご紹介します。

脳力とは?

「脳力」と「能力」の違い

  • 注意力
  • 集中力
  • 作業記憶(ワーキングメモリ)
  • メンタルコントロール
  • 映像記憶
  • 論理的思考

上記のように、考える力、記憶力などを総称したものを「脳力」といいます。

会話などで使われる、ごく一時的な記憶力を表す「ワーキングメモリ」や「メンタルコントロール」のような精神的な強さも「脳力」です。

能力との違い

「能力」は、身体能力、運動能力など、体の機能全般を指します。対して「脳力」は、より頭脳的な、頭を使った能力のことを指します。

脳の老化には遺伝子が関係している

ジーンライフ ジェネシス2.0の「加齢による脳力への影響」検査結果
ジーンライフ ジェネシス2.0の「加齢による脳力への影響」検査結果

加齢に伴う「脳力」の低下しやすさには、遺伝子が関係していることがわかっています。
つまり、遺伝子のタイプによっては脳が老化しやすい人がいるということ。

イムノフィリンというタンパク質の一種を生み出す遺伝子や、神経細胞の成長やシナプス伝達など、脳の機能にかかわる遺伝子があります。
これらの遺伝子タイプによっては、加齢による「脳力」への影響が大きくなります。

脳トレで脳の老化を防ぐ!

脳の老化は、トレーニングで進行を遅くすることができます。遺伝的に脳力低下しやすいタイプの人は、意識的に脳トレをしてみましょう。

脳は筋肉と同様に、使わない部分が衰えていきます。慣れた日常生活を送っていると、脳の同じ部分しか使わないため脳力低下が進み、記憶力や考える力が弱まってしまいます。

年齢を重ねると人生経験も多くなり、若い頃に比べると真新しい体験が少なくなってきます。
体力の低下もあり、新しいことへの挑戦が難しくなるので、ますます脳力低下を促進させてしまいます。

おすすめ脳力トレーニング

  • 人と会話する
  • 読書
  • 1日の出来事を思い出す
  • 睡眠
  • 運動
  • 音楽を聴く
  • 利き手と逆の手を使う
  • 戦略性のあるゲーム
  • 新しいことに挑戦
  • 行ったことがない場所へ行く

上記のような頭を使う活動は、脳を活性化し老化を防ぐことができます。

人との会話や運動、記憶力・思考力・反射神経を使ったゲーム、新しいことへの挑戦は、普段使わない脳を使うことで活性化できます。しっかり睡眠をとり、脳を休ませることも大切です。

脳力改善に「健康麻雀(マージャン)」というものも注目されています。
賭けなどを行わず、純粋にゲームとして楽しむ健康麻雀は、人との会話や記憶力、戦略性などが盛り込まれており、脳の活性化にぴったりなのです。

脳に刺激を与え、脳力低下を阻止しましょう!


脳トレは効果が無い?

「脳トレ」と言えば、簡単な計算をなるべく早く、正確に答えることで脳を鍛えるというものが思い浮かぶかもしれません。

しかしこの「脳トレ」には、「汎用性のある効果が無い」という研究結果があります。
計算力や記憶力など、限定された脳力は鍛えられるものの、全体的な脳力低下を防ぐ効果は無いのです。

日頃計算をしない人には良い刺激になるので、こういった「脳トレ」を採り入れるのはアリです。

加齢による脳力の低下しやすさがわかる遺伝子検査キット

遺伝子検査キットでは、加齢による脳力低下の他に、運動能力や病気のかかりやすさなどもわかります。

自分に合ったスポーツ選びや、病気の予防に役立ちます。脳力低下を抑え、心身ともに健康的な生活を送りましょう!

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