
今日は気分が乗らないな。テンションも上がらないし…。という具合に自分自身にエンジンがかからないことがありますよね。気分が落ち込むというのは、人間の心理面での自然な反応。それを引き起こすのは、自分自身が受けるストレスが関係するものと考えられています。
もちろん気分が落ち込みにくく、いつもポジティブで明るいという人もいますよね。このように、人それぞれ気分の落ち込み方が違っていることが分かるはずです。実はこれ、人間の身体においてストレスをストレスとして受け入れることができているかどうかに左右されているのです。
このような人間に備わった気分の落ち込みに関する体の仕組みは、「落ち込む・凹む」などの情報伝達にかかわるRORA遺伝子が担っています。
気分の落ち込みにかかわるRORA遺伝子
人間が気分の落ち込みを感じるためには、体内の神経細胞がストレスを感知しその情報を脳に伝達します。その情報を脳で処理する際、ストレスと判断することで気分の落ち込みとして意識的に表面へと現れるのです。
- 気分の落ち込みにかかわる(RORA)遺伝子とは
- 脳につながる神経細胞を通じ、ストレスを情報として伝達する役割を果たす遺伝子。特にこの遺伝子のあるrs12912233という場所にTが多く書き込まれていると、落ち込みやすくなる傾向がでてきます。
気分の落ち込みやすさというのは、このRORA遺伝子がどのような構成をしているかで異なってくるのです。
落ち込みやすさが判断できるRORA遺伝子のタイプ
RORA遺伝子には気分の落ち込みやすさによって、3つのタイプに分類されています。先に説明した通り”T”が含まれるほど、落ち込みやすくなる傾向にあります。
- CC型:ストレスをストレスとして認識しにくい、やや落ち込みにくいタイプ。
- TC型:ストレスをある程度緩和して認識する、やや落ち込みやすいタイプ。
- TT型:ストレスをまともに受ける傾向にある、落ち込みやすいタイプ。
気分の落ち込みなど感性能力にかかわる遺伝子はこれまで多数発見されています。今回は気分の落ち込みにかかわるRORA遺伝子について説明しましたが、他にもまだまだ様々な能力遺伝子が存在しています。
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