ダイエッターの必須知識!脂肪燃焼のしくみと血糖値の関係

脂肪燃焼イメージ

ダイエットしてもなかなか減らないお肉、体脂肪…効率よく脂肪の燃焼ができていないのは、その仕組みを知らないせいかもしれません!

脂肪が消費される手順

すごく簡単にいうと、体を動かすエネルギーとしてきちんと脂肪が使われていれば、太ることはありません。運動しても痩せない人は、これを効率よくできていないのです。効率化を目指すには、仕組みを知る必要があります。

  1. 運動などでエネルギーが必要になる。
  2. 脳が脂肪を分解してエネルギーにするよう指示を出す。
  3. リパーゼという酵素が活性化され、中性脂肪を分解する。
  4. 分解されてできた遊離脂肪酸とグリセロール(グリセリン)が血液中に溶け出し、活動エネルギーになる。

基本的には、上記のような手順で脂肪が消費されます。しかしこれだけでは「運動しているのに痩せない」という謎の答えになりません。この謎を解く鍵となるのが、インスリンと血糖値の関係です。

脂肪の代わりに糖が使われる

インスリンは糖をエネルギーに変える働きがあるホルモンです。しかし血液中の血糖値が高くなると、インスリンによって脂肪が燃えづらくなります。

  1. 食事によって血糖値が急上昇すると、血液がドロドロの状態になる。
  2. インスリンが血液中の糖を取り除くため、全身の細胞に指示を出す。
  3. 炭水化物や糖が優先的にエネルギーに変えられるようになる。
  4. 消費されなかった炭水化物や糖は脂肪細胞に取り込まれ、蓄えられる。

血糖値が高い状態だと、本来なら脂肪が燃やされるはずのところで、糖分が消費されてしまうのです。脂肪が減るどころか、余った養分でますます増えていきます。

もし糖の消費が間に合わず、血糖値が上がり続けると、糖尿病や動脈硬化などの危険性もあります。この恐ろしい悪循環を解消する手段はあるのでしょうか?

高血糖を解消するためには?

血糖値を抑えるには、体に入れる養分を見直す必要があります。人間の体には食べ物の影響が最も大きいので、徹底して改善しましょう!

炭水化物に注意
白米、パン、麺類などの食べ過ぎに注意。代わりに雑穀米や雑穀パンを食べましょう。

野菜や果物が効果的
食物繊維が血糖値の急上昇を予防します。とくに粘度の高い水溶性食物繊維は、小腸での糖質の吸収を遅らせる効果があります。血糖値の上昇もゆるやかになるので、インスリンの作用もゆるやかになります。
水溶性食物繊維を含むものは、海藻や豆類、リンゴやみかんなどの果物、キャベツや大根などが代表的です。

炭酸飲料やジュース、スナック菓子や甘いお菓子を控える
砂糖を多く含むものを食べ過ぎないようにしましょう。体に入れる糖分を減らすことが、高血糖解消の近道です。

油を控える
油の多い食事は、血糖値の上がった状態を長続きさせてしまいます。

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