夏痩せってウソ?ダイエットで大事な基礎代謝の仕組み

夏ダイエット記事イメージ

7月ももうすぐ終わり。夏までに痩せて、あんなことやこんなことをするつもりだったのに……思った以上に体重が減ってない!見た目も変わってない!夏痩せってウソじゃないの?というあなた。

たしかに夏は汗をかき、体がよく動いているイメージがあります。
でも、本当にイメージ通りなら簡単に痩せられるはず。夏ダイエットがうまくいかないのは、人体の基本的な仕組みを理解していないからかもしれません!

体脂肪が減る仕組み

痩せる・ダイエットするというのは、体脂肪を減らすことですね。そもそも体脂肪が減るのは、どういう仕組みになっているのでしょう?

人間の体は、じっとしていてもいろいろな筋肉や内臓が働いています。血管には血が流れ続けているし、胃腸は食べ物を処理しています。

自動車のアイドリング(エンジンをかけたまま停車している状態)を想像してください。そのままでも燃料を消費してしまいますね。
同じように、人間の筋肉や内臓も、自分は意識していなくとも動かすために燃料(エネルギー)が必要なのです。そのために必要なエネルギーを基礎代謝(きそたいしゃ)といいます。

車の種類によって燃費が違うように、人間の基礎代謝も人によって違います。基礎代謝が高いほど、多くのエネルギーが必要です。
自動車はタンクに燃料を入れていますが、人間の場合は体脂肪がそれにあたります。基礎代謝が高い=より脂肪を燃やしやすい体ということです。

夏は痩せづらい季節!?

人間の体温は、36度前後を保つようにできています。もし体温に変化があった場合、体はなんとかして元に戻そうとします。

体温が下がった場合、熱を発生させる必要があります。
人間の体は脂肪(エネルギー)を燃やして熱を生むことができます。より効率よく熱を発生させるために、体は基礎代謝を上げます。

体温が上がった場合、冷やす必要があります。
人間は汗をかくことで、体温を下げようとします。汗は蒸発するときに熱を奪っていくので、体温が下がります。
ただし熱を発生させる場合と違い、汗は主に水分を必要とします。逆に熱を抑えるために、体は基礎代謝を下げてしまいます。

あれ?と思いませんか。
気温の低い冬は基礎代謝が上がり、脂肪が減りやすくなる。気温の高い夏は基礎代謝が抑えられ、脂肪が燃えづらくなる。
そう、夏はどちらかというと脂肪を減らしづらい環境なのです。

体を冷やせばいい?

夏に代謝が落ちるなら、体を冷やして脂肪が燃えるようにすればいいのでは?と思いますね。

しかし体を冷やそうとして冷たいものを食べすぎると、内臓が冷えてきます。内臓が冷えると、基礎代謝が落ちてしまいます。内臓温度が1度下がると、基礎代謝は約12%も下がるというデータもあります。

体の表面で計る体温と、内側の体温はまったく役割が異なるのです。
夏ダイエットをするには、体の表面は冷やしても内側を冷やさないように気を付けましょう!

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