仕事で失敗して、上司に怒られた…。誰しもがあるであろう日常における体験。さて、このようなことが起きたら、あなたはどのように感じるでしょう。

「次は成功して良い結果を報告しよう！」と考えるのか。はたまた、「やっぱり自分はダメなんだ。やる気をなくしてしまった。」と考えるのか。人それぞれだとは思いますが、ここで前者のようにポジティブな努力を行おうとするのが粘り強さというものです。

今回は、何事にもくじけず前向きに検討できるの、粘り強さを決める遺伝子について紹介しましょう。

人間の粘り強さを決める遺伝子の部位

粘り強さがあるかどうかは、体内に備わる遺伝子の一部rs17608059のSNPに定義されているモノによって変わります。

粘り強さの決め手となる遺伝子部位(rs17608059)とは

人間の体内に備わる遺伝子部位(rs17608059)は、人間の粘り強さを左右します。ある出来事に対しどのように捉えるかという感性的な情報が書き込まれています。

遺伝子部位の(rs17608059)タイプ分類を確認しよう

人間の粘り強さにかかわるrs17608059の中に「C」が書き込まれているほど、ネガティブな出来事に対して落ち込まず粘り強く行動する傾向にあります。

• TT型：粘り強くないタイプ。
• TC型：やや粘り強いタイプ。
• CC型：粘り強いタイプ。

この遺伝子を調べることで自身の粘り強さについて判断することができます。遺伝子から判断できることは人間が本来持っている気質というもの。これは現在の自分に身についている性格とは異なる可能性はあります。

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