
野球のルールを知らなくとも、世界中の人がその名を知るイチロー選手。日本では8年連続の打率3割超え、メジャーリーグ移籍後は10年連続200本安打、日米通算4000本安打を超えるという大記録を達成しました。
数々の偉業を残すイチロー選手ですが、はたして彼は生まれながらにして野球のプロフェッショナルだったのでしょうか? 遺伝的に持っていた潜在的能力はたしかにあったのでしょう。しかしそれを上手に引き出したのが、イチロー選手の父親の存在です。
イチローの潜在能力は父親が伸ばした!
イチロー選手(本名 鈴木一朗)は、3歳のときに父親から買ってもらったグローブとバットを片時も離さなかったそうです。 父親の宣之(のぶゆき)さんは機械部品製造会社の経営者ですが、特別裕福な家庭というわけではなく、典型的な町工場の経営者家族でした。
どこにでもある家庭から、どうやってイチロー選手のような超一流アスリートが誕生したのでしょう?それは決して貧富の差などではなく、親が子供の能力にきちんと答えたからです。
頑固な少年、一朗
イチロー選手は、これと決めたら必ず成し遂げる性格で、いわゆる「頑固」な人です。一日のうちに「やるべき何か」を決めたら、それを中心にスケジュールを立てるタイプです。 この性格は幼少のときから発揮されていたらしく、駄菓子屋で目的のお菓子が無かったら泣きわめき、嫌いなものが食卓にのぼったら箸をつけなかったそうです。
イチロー選手本人も、幼少期を思い出し「わがままな子どもだった」と言っています。マイナスなイメージのある「わがまま」という表現ですが、つまり「意思が強く、目的はなんとしてもやりとげる性格」とも言い換えることができます。
子どもの性格は、ひとことで表すイメージに捉えられていては、せっかくの才能をつぶしてしまう可能性があります。 一朗少年の性格を見抜き、才能を伸ばすきっかけになったのが、父親である宣之さんの存在です。
性格を理解し適格に才能を伸ばした父

小学校の部活を決める際、野球部が無いにもかかわらず「野球がしたい」と父親に訴えた一朗少年。人気のサッカー部を勧められるものの、そんな提案が頑固な少年に届くはずもありません。
そこで父の宣之さんは、部活動の代わりに「お父さんと毎日野球の練習をする」という約束をしました。もちろん一朗少年は喜んで毎日の野球を日課にします。
しかし、宣之さんは「大変な約束をした」と後悔したそうです。 親である自分から言い出した以上、約束を破るわけにはいきません。親が自分との約束を破るというのは、子どもに大きな傷を残すということを、宣之さんは理解していたからです。宣之さんは、子どもと毎日野球をやることを、何より優先させたといいます。
ここでわかるのは、頑固な少年に対する父親の対応力です。 普通、自分のやりたいことを頑として貫こうとする「わがまま」な子どもに対し、それを否定するような対応をとりがちです。例えば、嫌いなものでも「将来のため」と称して無理やり食べさせるとか、本人が全く興味のないスポーツをさせるなどです。
しかし子どもの性格を理解し、性格に合った的確な対応をしたことで、才能を伸ばしていくきっかけとなったのです。
子どもはみんなイチローになれる潜在能力をもっている!?
人間の能力は、遺伝子による潜在能力と人生で学んだ環境からの影響によって成り立っています。人生経験が浅いほど遺伝的能力の影響が強く、年齢を重ねるごとに社会に適合することを学び、遺伝的能力の影響は薄れていきます。 産まれたばかりの子供は約90%が遺伝的能力の影響を受けていますが、成人するころには30%程度に落ち着くと言われています。
イチロー選手は3歳から野球に興味を持ち、父親の決断で小学校低学年から野球を中心とした教育を受けました。本人の能力と教育が合致した英才教育といえます。
子どもの潜在能力がわかる遺伝子検査キット
子どもの性格はよくよく観察していれば見えてくるものですが、潜在的な能力や表に見せない性格は分かりません。 表面的にわからない能力・性格を視覚化できるのが遺伝子検査です。
性格や身体能力にかかわる遺伝子を調べることで、性格のタイプや物の考え方、向いている運動などがわかります。 子どもが遺伝的にもつ性格や能力がわかれば、それに合わせた接し方や教育ができます。
遺伝子検査でわかる能力とあなたの教育次第で、スポーツに限らず子どもの能力に合ったあらゆる分野で、イチローのようなプロフェッショナルに育つことも夢ではないのです!

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