
花のいい香りや食べ物のおいしそうな香り、はたまた汗臭さやその他の異臭への反応。このように、においを感じ分けることのできる人間の鼻ってすごいですよね。
人間の持つ外からの刺激を感じ取ることができる機能。これはいわゆる五感というもので、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚の5つのことを言います。このうち、においを感じる機能は嗅覚に当たります。勘の鋭い方のことを「鼻のいい人」なんて言いますが、今回はにおいの感じ方を左右する遺伝子について紹介します。
人間がにおいを感知する仕組みとは?
そもそも、人間がにおいを感知できるのは「におい分子」と呼ばれる化学物質があるから。におい分子を鼻の中にある嗅覚受容体(においセンサー)で感知することで、においを信号として大脳に伝えることができます。そこから、どのようなにおいであるか理解することができるのです。
このにおい分子の感知にかかわるのが、OR11H7という遺伝子!この遺伝子の働きが、人間のにおいの感知能力を左右しているのです
- におい感知に関する(OR11H7)遺伝子とは
- 人間の鼻に備わっている嗅覚受容体に対する、におい分子の結合しやすさを左右する遺伝子です。この遺伝子がにおい分子と結合しにくいタイプである場合、においを感じにくくなります。
人の嗅覚がこのように遺伝子によって左右されることがあることが分かりましたね。OR11H7という遺伝子は、実際には次のようなタイプに分類されています。
におい感知能力を決めるOR11H7遺伝子のタイプ
さて、人間の嗅覚に大きくかかわるOR11H7遺伝子は、におい分子との結びつきやすさによって3種類のタイプに分類されます。
- CC型:におい分子と結びつきやすく、においに敏感なタイプ。
- CT型:におい分子との結びつきが弱まるが、においを判断することはできるタイプ。
- TT型:におい分子との結びつきが弱く、においを感知することが苦手なタイプ。
このように人間のにおいを感知する能力は遺伝子と大きくかかわりを持ちます。ただし当然、人間が持っているのはこれらの遺伝子だけではありません。
その他の学習能力や運動能力などの役割を持っている遺伝子があり、それらを検査することでまだ見ぬ自分自身のポテンシャル(潜在能力)を把握することができるようになります。
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