タバコでがんになるのは遺伝子のせい!?がん予防のための禁煙方法

タバコと煙

タバコを吸うとがんになるリスクが上がる…昔からよく言われている話ですが、なぜ喫煙でがんになるのでしょう?
いわゆるヘビースモーカー同士でも、がんになる人・ならない人がいるのは?

タバコとがんの関係、喫煙によって発症しやすくなるがんの種類、がんや喫煙量と遺伝子の関係、がん予防のための禁煙方法をご紹介します。

タバコを吸うとがんになるのはなぜ?

DNAのコピーを邪魔する発がん性物質

なぜタバコを吸うとがんになるのでしょう?

それはタバコの煙に含まれる約70種類の発がん性物質が、DNAを傷つけ、細胞をがん化させるからです。

通常の細胞分裂と細胞のがん化

人間の体は細胞の集まりでできており、細胞分裂することで体の機能を維持しています。

細胞分裂する際には、遺伝情報を表す「DNA」をコピーする必要があります。
DNAは細胞の設計図であり、細胞の核に入っています。

設計図(DNA)を参考にして新しい細胞を作り、次にコピーするときのために、設計図も一緒にコピーしているとイメージするといいでしょう。

しかし何らかの理由でDNAに傷がついていると、コピーが正確に行われないことがあります。普通はこの間違いを修正する機能があるのですが、発がん性物質はその邪魔をしてしまいます。

発がん性物質によってがんを抑制する遺伝子が破壊され、DNAが正しくコピーできなかった場合、無限に増殖する細胞が生まれることがあります。これががん細胞です。

無限に増殖するがん細胞は、体内に腫瘍を発生させ、臓器が正しく機能できなくなってきます。腫瘍が養分を勝手に吸い取っていくため、発症者を衰弱させる要因になります。

タバコ以外の発がん性物質
ダイオキシン、アスベスト、放射線、紫外線など。
DNAは化学物質や紫外線などに極めて弱い性質を持っている。

喫煙でリスクの上がるがん10種

数多くの研究によって、喫煙と発症リスクの関連性が科学的に明らかになっているがんがあります。

  • 鼻腔(びこう)・副鼻腔がん
  • 口腔(こうこう)・咽頭(いんとう)がん
  • 喉頭(こうとう)がん
  • 食道がん
  • 肺がん
  • 肝臓がん
  • 胃がん
  • 膵臓がん
  • 膀胱がん
  • 子宮頸がん

とくにタバコの煙に接しやすい部分でがんを発症しますが、発がん性物質が唾液や血液に流れ込むことで、煙の届かない臓器でも発症します。

がん患者のうち、男性の約30%、女性の5%でタバコが原因とされています。

タバコを多く吸う人ほど発症しやすくなります。早く禁煙するほど、がんのリスクを下げることができます。

がんリスクと遺伝子の関係

ヘビースモーカーでも発症しない理由

特定のがんにかかりやすいかどうかは、遺伝子が関係しているとわかっています。

遺伝子のタイプは人によって違います。
例えば、肺がんになりやすい遺伝子を持つ人と、なりにくい遺伝子を持つ人がいるのです。

がん発症リスクに関する遺伝子タイプは、遺伝子検査で簡単にわかります。

がんリスク一覧
遺伝子検査の結果画面の例(赤枠は喫煙によって発症しやすくなるがん)

喫煙に関連するがんのリスクが高い人は、なるべく早く禁煙に取り組むべきでしょう。

※がん発症リスクの低い遺伝子を持っていても、喫煙以外の要因で発症する恐れがあります。

喫煙量も遺伝子で決まる!?

喫煙量に関する遺伝子検査結果

喫煙量に関係する遺伝子も明らかになっています。
今は吸っていなくとも、喫煙量の多くなりがちな遺伝子を持っている可能性があります。

喫煙量が多い・がん発症リスクの高い遺伝子を合わせ持つ人は要注意!

実際に禁煙できた人がおすすめするグッズ

タバコに含まれるニコチンには、依存性があります。
いざ禁煙しようと思っても、体内のニコチンが切れることによってストレスになり、なかなか禁煙できないもの…

そんなとき禁煙の助けになるのが、さまざまな禁煙グッズ!
実際に禁煙できた人100人がおすすめする禁煙グッズをピックアップしてご紹介します。

ニコチンガム

禁煙成功者100人中55人が使ったニコチンガム。
ガムにニコチンが含まれているので、タバコを吸わなくてもニコチンを体内に取り入れてストレスを緩和できます。

ニコチンガムの利点

  • 即効性がある
  • 薬局などで買える

手軽に使えて手軽に買える、ニコチンが含まれるためストレスが少ないのが高ポイント!

電子タバコ

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100人中16人が使ったのは電子タバコ。
口にくわえて吸うことで、煙の代わりに蒸気が発生します。

電子タバコの利点

  • 好きなフレーバーが選べる
  • 蒸気が出るので吸いごたえがある

タバコと同じような感覚で使えるので、吸っている感覚を重視したい人にヒットしています。
たくさんのフレーバーがあるので、楽しみながら禁煙できるのも良いところ。

※電子タバコには、タバコと同様に発がん性物質が含まれているというデータもあります。成分表記の無いリキッドや信頼性の疑わしいものは使用しないようにしましょう。

ニコチンパッチ

100人中10人が使ったというニコチンパッチ。
ニコチンガムと同様、タバコの代わりにニコチンを体内に取り入れる禁煙グッズです。

ニコチンパッチの利点

  • ニコチン切れによるストレスを抑える
  • 肌に貼るだけで効果がある

肌に貼るだけでニコチン摂取できるという手軽さが支持されたニコチンパッチ。朝1枚貼るだけで、効果は1日持続します。

接客業などでガムが噛めない人におすすめ!

まとめ

最後に、タバコとがんの発症、遺伝子との関係性や禁煙方法をまとめます。

  • タバコの煙に含まれる発がん性物質がDNAを傷つけ、細胞をがん化させる
  • 喫煙量が多いほど、がんを発症しやすい
  • がんの発症しやすさには遺伝子が関係している
  • 喫煙量が多くても、遺伝的にがんリスクの低い人は発症しないことがある
  • 禁煙にはニコチンガム、電子タバコ、ニコチンパッチがおすすめ

遺伝的にがん発症リスクの高い人は、自分に合った禁煙方法でがん予防しましょう!

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