
日本の夏といえばスイカですね。夏祭りに花火、お墓参りに肝試し…そんな夏の風物詩に数えられるスイカは、実は素晴らしい健康食材でもあるのです。
身近な果物であるスイカの栄養素と効果を知り、ダイエット・美容に活かしましょう。
実は日本のシェアは低い
西(中国・中央アジア)から伝わってきたことから西瓜と名付けられたスイカ。日本の果物というイメージがありますが、実は世界生産量でみると1%もありません。産出量は中国が最も多く、全体の65%以上を占めています。
もともとは熱帯アフリカのサバンナ地帯や、砂漠地帯などの乾燥した地域において、水分補給用として食べられていました。当時のものは甘みも無く、味を求めて食べるものではなかったようですが、現代では品種改良を重ねて食べやすくなっています。
スイカの栄養素と効果
スイカは全体の90%が水でできています。100gあたり37kcalと非常に低カロリーです。スイカの糖質は主に果糖なので、血糖値を上げにくいという特徴があります。
シトルリン アミノ酸であるシトルリンは、スイカから発見された成分です。血管をひろげ血液循環をよくする効果があります。血のめぐりがよくなるため、血行障害によって起こりやすいむくみの改善に効果的です。 また、有毒物質であるアンモニアの分解・排出を促す効果もあります。アンモニアは、不規則な生活・精神疲労・ストレスによって肝機能・腎機能が低下することで、代謝が悪くなります。
βカロテン 抗発がん作用や免疫を高める作用があると言われています。 体内でビタミンAに変換され、髪、視力、粘膜、皮膚などの新陳代謝・健康維持、のどや肺などの呼吸器系を守る効果があります。肌の新陳代謝を向上させターンオーバーを促すことで、シミの軽減など美肌効果が期待できます。
リコピン 活性酸素を減らし、肌や血管をきれいにします。シミやシワを抑え、老化予防に効果的です。呼吸器系の免疫を高める効果もあります。
食物繊維が多いイメージがあるかもしれませんが、他の果物に比べると少なめです。同じ重さだとリンゴの5分の1程度しかありません。食物繊維を求めるのであれば、他の果物を選んだ方がいいでしょう。
種は本当に食べられない?
スイカの種はそのまま口にすると消化が悪く、まず食べることはないと思います。しかし中国や台湾など、他のアジア諸国ではおつまみとして定着しています。 黒い外殻を取り、白い中身を食べます。アーモンドのようなナッツの風味がします。脂質が低くタンパク質が高いので、ダイエットに適しています。
食べる前に冷やす
スイカは収穫後も成熟が進み、栄養素が増します。しかし冷やすと成熟が止まってしまいます。 常温で保管しておき、食べる前に冷やすのがおすすめです。腐らせてしまうと元も子もないので、高温での長期保管は避けましょう。
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