
DNA DAY TOKYO 2018(ディーエヌエー・デー 東京2018)がジェネシスヘルスケア株式会社によって開催されました。
DNA DAYは、1953年4月25日にジェームズ・ワトソン、フランシス・クリックらによって、DNA(デオキシリボ核酸)の構造を論文として出版されたことに由来する記念日です。
新商品や今後のサービスなど企業としての展開や、遺伝子検査業界全体としての展望が語られました。
もくじ
ジェネシスヘルスケア今後の展開
日本と海外における遺伝子検査の格差
日本でもようやく遺伝子検査というものが認知され始めてきたようですが、欧米諸国や中国に比べるとまだまだ雲泥の差があります。

海外では遺伝子検査キットがコンビニやスーパーでも販売されていたり、中国などでは幼稚園などの教育機関で遺伝子検査ができるラボがあったりするほど。TVCMなども珍しくなく、日常に浸透しています。
それに対して日本はまだ「遺伝子検査ってなに?」というレベルを脱しているとは言えず、支援(研究費)も全然足りていないようです。
ジェネシスヘルスケアは遺伝子検査をさらに浸透させ、遺伝子データを日本国民にとって良い使われ方になるような事業展開を目指しています。
田中将大選手のCM起用
今年6月放送開始予定のTVCMに、元東北楽天ゴールデンイーグルス、現ニューヨーク・ヤンキース投手の田中将大選手が起用されます。
田中将大選手からのビデオメッセージもあり、「遺伝子レベルで自分の体について知ることで、アスリートにとっても可能性が広がると期待している」と語っていました。
楽天イーグルスの公式スポンサーに

遺伝子検査を世に広める活動の一環として、2018年4月に東北楽天ゴールデンイーグルスとオフィシャルスポンサー契約を締結。
記念に2018年5月5日(土)を「ジーンライフ・デー」として、初の冠試合も行われます。 遺伝子検査の無料体験や、田中将大選手の直筆サイン入りグッズプレゼントなども行われる予定です。
さらに進化するGenesisと新商品発表
Genesis2.0から3.0へ

従来は「検査したら、自分で生活改善をする」のが遺伝子検査でした。 しかしGenesis3.0では、遺伝子のデータシェアリングによってさまざまな分野に検査結果を活かすことができ、個人個人の生活がより豊かになる未来を描いています。
遺伝子検査をするユーザーと、遺伝子検査をしたうえで利用できるサービスを提供する企業をうまく結びつけるようなデータシェアリングプラットフォームを開発中で、遺伝子検査の活用される幅が大きく広がります。
日々の生活をサポートするAI

5月末に公開予定の新しいAIアプリでは、遺伝子検査と日常生活のデータを照らし合わせ、AIが日々の生活をサポートしてくれます。
スポーツやトレーニングの適正がわかる「GeneLife SPORTS」

遺伝的な筋肉タイプを決める遺伝子ACTN3を検査し、どんなスポーツやトレーニングに向いているかがわかる遺伝子検査キット「GeneLife SPORTS スポーツ関連遺伝子検査」が新発売です。

イベントでは先着100名限定で無料体験が行われました。
この機会で初めて遺伝子検査キットに触れたという方も多かったのではないでしょうか。 検査結果をご家族、ご友人とシェアして、遺伝子検査の面白さを広めていってほしいですね!
性格分析ができる遺伝子検査キット「GeneLife Myself2.0(ジーンライフ マイセルフ)」の公式アンバサダーを務めるメンタリストDaiGoさん、国立遺伝学研究所教授の斎藤成也(さいとうなるや)さんなど、さまざまな業界の著名人による講演で盛り上がったDNA DAY 2018。
遺伝子検査業界を引っ張る企業や、ゲノムに関するテクノロジーの未来を見ることができました。
まだまだこれからという雰囲気のある遺伝子検査。しかしこれから急速に、日常生活へ浸透していく予感がします!

GeneLife Genesis 2.0 Plus(ジーンライフ ジェネシス プラス)
かかりやすい病気、太る要因、肌質、祖先のルーツ、お酒の強さなど、さまざまな病気・体質に関する項目を一度に検査できるキットです。 総合価格¥14,900