いつの世も男女の関係につきまとう不倫・浮気の問題。「不倫遺伝子」なるものが発見され、もともと不倫しやすい性格なんだからどうしようもない…と、片付けられてしまいそうです。

参考：不倫遺伝子とは？

でもちょっと待った！不倫・浮気の「しやすさ」はたしかに遺伝子の型によって違いますが、その遺伝子を持っているからといって全員が不倫をするわけではありません。遺伝子の影響は年を重ねるごとに薄れていき、環境次第で考え方や性格も変わっていくからです。

不倫を遺伝子のせいにしてしまうのではなく、なぜそこに行きついたのか？「不倫・浮気の原因」を考えることが大事です。

不倫の原因は理解不足から始まる

不倫が起こるのはどういったときでしょうか？不倫とは、別の異性に刺激を求めることです。
刺激が欲しくなるのは、夫婦生活のマンネリや心の寂しさを紛らわせるためなどさまざまですが、共通するのは今のパートナーに物足りなくなってきた・異性としての魅力を感じなくなったという点です。

付き合い始めてすぐに浮気をするような人こそ「不倫遺伝子」をもっているかもしれませんが、大部分の人は新しい恋を発展させようと一生懸命になります。将来的に別の人と不倫・浮気をするために交際をスタートさせるというのは、一般的には考えづらいものです。
（中には、ゲーム感覚でそういったことをするトンデモナイ人もいるでしょう）

異性としての魅力を感じなくなる要因はいくつもありますが、特に修復が難しいのはやはり「性格の不一致」が要因になるものです。破局の理由としても常に上位ランクインする「性格の不一致」は、なんとしても越えなくてはいけない壁です。

「悪い部分」は変えられない？

相手を好きだと思っていると、良い部分だけに目がいきがちです。しかし何度も会ううちに相手のことがわかってきて、悪い部分が目につくことも増えてきます。ここが非常に大きなターニングポイントです。

問題は、ここで相手を「理解できるかどうか」です。
悪い部分を見つけると、人はそれを直してもらいたいと思いがちです。ここで勘違いしやすいのは、「悪いこと」という価値観は、あなたの考えだということです。相手はそれを「悪いこと」と認識していないのです。（わざと嫌がらせをしているのでなければ）
逆に言えば、あなたが普通だと思っていることが、相手にとって「悪い部分」と見えている可能性もあります。

もし無意識に相手を嫌な気持ちにさせているのであれば、自然と気持ちが離れていっても不思議ではありません。相手が普通だと思っていることについて、あなたが頭ごなしに直せと言っても、直らないどころか相手の気持ちが冷めてしまうかもしれません。
お互いの価値観の違いをうまくすり合わせるには、どうしたらいいのでしょうか？

人の性格・考え方は遺伝子が元になっている

ヒトは能力の70％が遺伝子の影響を受けているといわれています。しかし成長とともに環境の影響を受け、考え方や性格が徐々に変化していきます。成人するころには、遺伝子の影響は30％程度に落ち着くと言われています。

しかし、30％は遺伝的にもつ性格が残っているのです。これが現れやすいのは、無意識の状態、あるいは感情的になったときや唐突に判断を迫られる瞬間です。
遺伝子は生涯変わることなく、性格の元となっています。環境によって与えられた社会的な価値感・考え方がその上に積み重なり、今のあなたの性格ができあがっているのです。

遺伝子を知ることは本質を知ること

遺伝的な性格を知ることは、相手の本質を知ることです。どうやっても変えることができない本質を理解できなければ、すれ違いを生む原因となり、やがて破局へ向かうでしょう。

逆にいえば、相手の考え方の根本にある「芯の部分」を理解できれば、「なぜあんなことを言ったのだろう？」「なぜこんなことをするのだろう？」という疑問に答えを見つけることができるようになります。
お互いに遺伝的な性格を理解していれば、行動や考え方の小さな違いは気にならなくなるでしょう。「直してほしいこと」も、将来にかかわる本当に重要なことに絞られてくるはずです。

性格やパートナーとの相性がわかる遺伝子検査キット

性格の本質は、表面からは見えません。環境によるデコレーションが何重にも重なっているからです。遺伝的な性格を知るには、遺伝子の検査をする必要があります。

ジーンライフ マイセルフ2.0では遺伝的な性格がわかり、ジーンパートナーでは異性との相性を知ることができます。唾液を採取するだけの遺伝子検査で、簡単にわかります。

本人も自覚していない性格や、接しているだけではわからない遺伝的な相性度は、今後パートナーとして生活していくうえでの参考になります。

似たもの同士か、違う個性が惹かれあったのか…お互いの遺伝的な性格を知り、よりよい関係を築き上げてください！

※不倫遺伝子の検査をするキットではありません。