お金の損得勘定に対するリスク意識は遺伝子が調節している!?

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お金の損得勘定やリスク意識を持つことで、人は節約や貯金を行ったりすることができます。これは、人間の脳の中にお金の損得勘定やリスク意識を調節するための機能が備わっているからなのです。

実はこの機能の調節度合いが、遺伝子に左右されるって知っていましたか?

リスク行動を調節するCHRNA4遺伝子

さて、お金に対するリスク意識を調節する複数の遺伝子の中で、最も関係性が深いのがCHRNA4遺伝子だということが研究から明らかにされています。

CHRNA4遺伝子とは
人間のリスク行動に対する意識を調節する遺伝子のこと。この遺伝子のタイプは複数あり、その型の違いでリスクに対する意識が5段階に分類されます。

具体的には、CHRNA4遺伝子型によって完全リスク回避・リスク回避・リスクをやや気にする・リスクをあまり気にしない・リスク度外視の5つのタイプに分類されています。

この遺伝子のうちrs4522666の場所に「C」、rs4603829の場所に「G」が多く存在するほどリスクを避ける傾向にあるそうです。それらの遺伝子型の組み合わせによるタイプは以下の通りです。

  • CC+GG型:完全リスク回避タイプ。
  • CC+AG型/CT+GG型:リスク回避タイプ。
  • CT+AG型/CC+AA型/TT+GG型:リスクをやや気にするタイプ。
  • CT+AA型/TT+AG型:リスクをあまり気にしないタイプ。
  • TT+AA型:リスク度外視タイプ。

ギャンブラーか堅実的か

あなたがどのようなタイプに分類されているかで、お金のリスクに対する意識が変わります。例えば、リスク度外視タイプであれば、後先のことを深く考えずにお金を使うタイミングを即決する方と言えるでしょう。

今はリスクが高くても、最終的に自分の利益につながる可能性に賭けているわけです。

また、反対に完全リスク回避タイプであれば、「今お金を使ってしまうと後で困ってしまう」というようなリスクがあればこれを回避するための行動をとる方と言えるでしょう。

それは、例えばお金を全く使わなかったり、もっと貯金して余裕が出てから買おうという行動につながってきます。

このようにギャンブラーなのか堅実的な行動をとるのかが、遺伝子的な特性として現れることになるそう。とはいえ、リスク管理に関する行動が遺伝子だけで決まるのかといえばそうでもありません。後天的環境において、実際の経験に基づいて行動が身につくことがあるからです。


現に「私はリスクをあまり気にしないタイプ」に分類されたのですが、投資には消極的。家計に余裕のある時しか自分に投資できない環境が、そのようにさせたのだと思います。

しかし、そういった環境に左右されないのであれば、お金を湯水のごとく使ってしまう正確になりうることを考えると恐ろしいですね。皆さんは、自分自身がどのタイプに分類されると思いますか?

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