若い女性の「スポーツ実施率」低下中!運動不足は遺伝子で解決

走る女性のシルエット

2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催まであと2年。スポーツへの関心が高まり、定期的に運動をする人が増えるかと思いきや…

スポーツ庁の調査によると、若い女性において「週1日以上運動をしている人の割合」(スポーツ実施率)が、20年前より低下しているとわかりました。

スポーツ庁
文部科学省の外局として2015年(平成27年)10月発足。スポーツを通じて「国民が生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活」を営むことができるスポーツ立国実現を目指す。

女性の運動離れと原因

スポーツ実施率10%以上低下、目標遠く

スポーツ庁2017年度と1998年度スポーツ実施率比較

週1日以上運動をしているという20~40代女性は43~32%で、20年前に比べると10~3ポイント低下しているとわかりました。

とくに19歳女性では34%にとどまり、12ポイント低下。
男性、50代以上の女性では20年前を上回ったものの、成人全体では51.5%で目標値である65%を下回っています。

参考:スポーツ実施率向上のための行動計画日本経済新聞「若い女性 運動離れ」

なぜ女性の運動離れが起きているのか

順天堂大学スポーツ健康科学研究科の内藤久士(ないとうひさし)教授によると、若い女性の運動離れの要因は「女性の社会進出がすすみ、運動をする時間がなくなった」と推測。

反面、50~70代の女性では49~76%で20年前より上昇しており、「アンチエイジング意識の強まりと、身近にできるウォーキングなどへの関心が高まっている」と分析されています。

競技だけがスポーツではない

スポーツ庁が掲げる「スポーツ基本法」では、スポーツは「個人の心身の健全な発達、健康・体力の保持等を目的とする活動」とあります。

スポーツ庁も「部活動や競技大会での印象から、激しい運動や勝敗を競うことと捉えている人も多いが、こうした法の趣旨にあるとおり、より幅広い身体活動として解されるべきである」としており、身体への負担や競技の上達を目指しているものではなく、遊び感覚でも楽しみながら体を動かすことを「スポーツ」としています。

自分に向いている運動は遺伝子で決まる?

速筋・遅筋のバランスや、無酸素運動・有酸素運動の適性は、遺伝子が関わっているとわかっています。

速筋が発達しやすいタイプの人は、重量上げのような瞬発力を使った運動(無酸素運動)に向いており、遅筋タイプの人は力が弱いものの持久力をもち、マラソンのような有酸素運動に向いています。

なかなかスポーツをする時間がとれないという方でも、ダンベルを使った筋トレや、近所をランニングするといった簡単な運動なら数分でもできます。自分の筋肉タイプに合わせて、できる運動を考えてみましょう。

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運動不足とわかっていても、普段の生活に追われていては自分に合ったスポーツを探すのは大変です。
遺伝子検査では遺伝的な筋肉タイプや運動能力が簡単にわかるので、自分に合うスポーツを見つける手助けになります。

また、続けられなければ運動不足の解消にはなりません。自分のタイプを知り、体に合った運動をすることで、余計な負担をかけずに続けられます。

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