
1日の食事のうち、1食だけ低カロリー食品で済ませるという手軽さで人気の置き換えダイエット。しかし、あなたの体質によっては逆効果になる…!?
置き換えダイエットの仕組みと始める前の注意点・落とし穴をご紹介します。
置き換えダイエットとは
基本的な仕組み
1日3食のうち、1食をダイエット食品に置き換えるだけ。 置き換えるのは夕食が基本で、他の2食は普通の食事をするという、食事制限の中でもかなり緩いダイエット方法です。

例えば夕食にカレーを食べるとすると、カロリーは600~1000kcalです。これを150kcal程度のダイエット食品に換えると、毎日800kcal前後ずつ減らすことができます。これが置き換えダイエットの基本的な仕組みです。
夕食を置き換える理由
朝・昼は人間の体も活動しており、エネルギーを消費し続けています。しかし夕食後は休むだけなので、消費されず体内に蓄積されがちです。
寝る前の食事のカロリーを減らすのがポイントです。 夜型生活の人は、1日の最後の食事を置き換えましょう。
置き換えで成功した有名人
お名前(敬称略) | 期間 | 減量体重 |
---|---|---|
中澤裕子 | 2ヶ月 | -6.8kg |
浜田ブリトニー | 2か月半 | -10kg |
川村エミコ | 6か月 | -15.6kg |
友近 | 4か月半 | -8.8kg |
緩いといってもしっかり結果を残している人も多く、元モーニング娘の中澤裕子さん(2か月で-6.8kg)、漫画家の浜田ブリトニーさん(2か月半で-10kg)、お笑い芸人たんぽぽの川村エミコさん(6か月で-15.6kg)、芸人の友近さん(4か月半で-8.8kg)などなど、見るからにキレイになった人が目立ちます。
成功した人は置き換えだけでなく、軽い運動なども加えてより脂肪燃焼に力を入れていますが、置き換えダイエットがベースとなって成功していることは間違いありません。
置き換えるダイエット食品は?
置き換えるのは、普段食べていたものよりカロリーが低くなればなんでもいいのですが、青汁、スムージー、シェイク、酵素ドリンクが一般的です。
モデルの中村アンさんは、夕食を納豆に置き換えて13kgのダイエットに成功しています。
何に置き換えるかよりもその効果が大事で、とくに気を付けるべきは以下の4点です。
置き換えダイエット食品でチェックすべき項目
始める前に必読!置き換えダイエットの落とし穴
体質に合った食品選び
さまざまなダイエット食品が用意されている置き換えダイエットですが、気を付けなければあなたの体質に合っていないものを選んでしまうかもしれません。
太る要因は人それぞれで、糖質で太る、脂質で太る、筋肉がつきづらいなどタイプがわかれています。 糖質で太りやすい人にとって果物は逆効果になり、筋肉がつきづらい人はタンパク質を減らすとかえって脂肪が燃焼しづらい体になってしまいます。
誰でも成功する完璧な置き換え食品はありません。自分の体質に合った食品を選ぶのが成功に繋がります。
肥満タイプ別おすすめ置き換えダイエット
糖質で太る人 | 青汁、スープ |
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脂質で太る人 | スムージー、ダイエットシェイク |
筋肉がつきづらい人 | ヨーグルト、プロテイン系、酵素ドリンク |
※おおまかに分類した例です。商品によって成分が大きく異なるので、購入前にチェックしましょう。
糖質リスクのある人は、果物や砂糖の採りすぎはNG。甘味の無いダイエット食品を選びましょう。
脂質リスクのある人は、ダイエット食品よりも置き換えない食事に注意した方がいいと思います。脂っこい物は控えて!
筋肉がつきづらい人は、タンパク質を多く含む食品を選びましょう。軽くでもいいので、毎日の筋トレも欠かさずに!
自分の太る要因を知るには?
人の太る要因には遺伝子が関係しています。生まれ持った遺伝子によって、どういった要因で太りやすいか決まるのです。
太る要因は、遺伝子検査キットで簡単に調べることができます。 糖質で太るのか脂質で太るのか、食事制限より筋トレを優先すべきタイプなのか、自分の体質を知り、ダイエットに役立てましょう。