食事制限ダイエットが起こすリバウンドの原因と解決法

リバウンドのイメージ

リバウンド―ダイエットをやめたとき、以前と同じかそれ以上に体重が戻ってしまう現象。ダイエットにつきまとう呪いのような言葉…
とくに食事制限ダイエットをしてきた方は、リバウンドに悩まされた経験があるのではないでしょうか。

食事制限リバウンドの正体

なぜ食事制限をするとリバウンドが起こるのか…これには体の機能に明確な原因があるのです。原因を知ることで、適切なダイエットができるようになります!

リバウンドのはじまりは「停滞期」

食事制限をすると、はじめは順調に体重が減ります。思い立った時点で空腹には覚悟ができているので、減っていく体重に喜びを見出し、やる気も続きますね。
しかしそんなに甘くないのが食事制限ダイエット!体重が減らなくなる恐怖の「停滞期」が訪れます。停滞期は1か月以上続くこともあり、「なんで食事制限しているのに減らないの?」というネガティブ思考から、脱落者が続出……そしてリバウンドまっしぐら!という恐ろしい現象です。

リバウンドの原因「ホメオスタシス」

リバウンドが起こる原因は、「ホメオスタシス」(homeostasis)にあります。ホメオスタシスは生体恒常性(せいたいこうじょうせい)ともいい、体を一定の状態に保つ働きのことです。
例えば体温が上がると下げようとする、エネルギーが足りなくなると空腹を感じる、水分が不足するとのどが渇く、などなど…体を正常な状態で保つために必要な機能です。

もし体に少量のエネルギーしか入ってこない場合、ホメオスタシスはエネルギーの消費を減少させて体を維持しようとします。エネルギーが無くなり、体が動かなくなってしまうのを防ぐためです。
食事制限はまさにこの状態です。しかしここでダイエットを中止し、以前と同じ食事量に戻してしまうと、消費するエネルギーより摂取する養分が多くなります。ここでオーバーした養分は脂肪として蓄えられるので、リバウンドになってしまうのです。

満腹にかかわるホルモン「レプチン」

食事制限ダイエットをしていると、満腹感に変化が出ます。その要因は「レプチン」というホルモンにあります。
レプチンは脂肪細胞に脂肪が吸収されると分泌され、満腹中枢を刺激します。食事制限をするとレプチンの分泌量も減り、食事の量を戻すとレプチンの分泌量が戻ります。

問題なのは、レプチンの分泌量が定着するのに1か月程度の時間がかかることです。もしレプチンの分泌量が落ち着く前にダイエットをやめてしまった場合、満腹感が得られない状態が1か月続くことになります。食べ過ぎて脂肪が増えてしまうのです。

リバウンドを防ぐには?

体を正常に動かそうとするホメオスタシスは、1か月以内に5%以上の体重が減少すると、最大限に働く仕組みになっています。体重50kgの人は、1か月で減らす体重を2.5kg未満に抑えましょう。短時間で急激な減量を避けるのが、リバウンド防止のコツです。

レプチンを定着させるのも、リバウンド防止に重要です。減少した体重を1か月キープできれば、レプチンの分泌量も徐々に落ち着いてきます。体重が減ってもお腹が空かなくなってきたら、食事制限ダイエット成功です!

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