骨折の治りやすさを決めるIL1B遺伝子

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日常生活やスポーツなどをやっていたら、思わぬ事故で骨にひびが入ったり骨折してしまうこともありますよね。骨折した場合、折れたところを固定して自然に治るまで待たねばならず、完治までには時間がかかってしまいます。

でも骨折の治りやすさは人それぞれ違うものです。そこで今日は、骨折の治りやすさを決める遺伝子について紹介しましょう。

骨折の治りやすさを決める遺伝子

実は人間には骨折の治りやすさを決める遺伝子が存在します。そのようなところまで遺伝子に定義されていることは非常に驚きですが、IL1Bという遺伝子がその役割を持っています。

骨折の治りやすさを決める遺伝子(IL1B)とは
人間は骨形成のサイクルにおいて、骨を作ることと壊すことを繰り返しています。この遺伝子のrs2853550で定義される内容によっては、骨形成の阻害を行いやすくなります。

骨折が直るまでには炎症期・修復期・リモデリング期の3つの段階を経て、数ヵ月から半年にかけて治っていきます。この遺伝子はその治りやすさについて、期間が長くなるか短くなるかを決めているのです。

骨折の治りやすさを決める遺伝子(IL1B)のタイプ分類

この遺伝子にかかわるrs2853550の中に「T」が書き込まれているほど、骨折が直りにくくなる傾向にあることが分かっています。

  • TT型:骨折が直りにくいタイプ。
  • TC型:骨折がやや治りにくいタイプ。
  • CC型:骨折が直りやすいタイプ。

このように骨の形成にも遺伝子のかかわりが出てきます。自分自身の能力遺伝子から、まだ見ぬ自分が見えてくるのは面白いですよね。

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