お酒を飲むときに絶対食べてはいけない料理の組み合わせとは?

日本酒とグラス

お酒を飲むときは、おいしい料理やおつまみが欠かせませんよね!
しかし「食べ合わせ」という言葉があるように、お酒と一緒に食べると危ない、NGな食べ物が存在します!

お酒と一緒に食べると悪影響のあるもの、体に良いものをそれぞれご紹介していきます。

お酒と一緒に食べると悪影響のある食べ物

天ぷらなどの揚げ物

天ぷら

お酒に含まれるアルコールは、脂肪の合成を進める「VLDL」(超低密度リポタンパク質)を発生させます。つまり飲酒をすると、脂肪がつきやすい状態になってくるのです。

そこで天ぷらなどの揚げ物を食べると、その脂肪分がどんどん体についてしまいます。
メタボリック症候群まっしぐら!

スイカやアボカドなどの利尿作用の高いもの

すいか

夏に欠かせないスイカ、ビーチでビールを飲みながら夏を満喫するのは最高ですね!

しかし実は、スイカとビールの相性は最悪です!
どちらも利尿作用があるため、どんどん体内から水分や塩分が出ていき、気づかぬうちに脱水症状になる危険性があります。(暑さで汗をかき続けるのも要因!)

同様に利尿作用のあるアボカド、納豆、バナナなどにも注意。
脱水でビールがすすむため、急性アルコール中毒の恐れも。

酔って泳ぐと水死の危険があるため、こちらも十分注意しましょう。

生姜・にんにく・からしなどの辛いもの

おでん

食べ物にちょっとしたアクセントをつけるため、生姜やにんにく、からしなどを付けて食べることがありますね。

特におでんにからしというのは、良くある組み合わせ。冬寒いときに体がポカポカと温まってくるのは、これらの食べ物に血行促進の効果があるから。

お酒も血行促進の効果を持っています。
そのため、血行が良くなりすぎてじんましんや湿疹、皮膚の炎症を起こしてしまいます。出やすい体質の人は注意!

食べ物ではないが…薬は要注意!

食べ物とは呼びませんが、薬とお酒の相性は最悪です!

薬もアルコールと同じく肝臓で分解されるため、肝臓に大きな負担がかかります。

分解酵素を取り合うため、薬もアルコールも分解されづらくなり、薬がいつも以上に血液へ流れ込みます。これによって薬が効きすぎてしまうという事態になります。

とくに睡眠薬、精神安定剤、糖尿病の薬などをお酒と一緒に飲まないようにしましょう。

また、胃薬の中にはアルコールの分解を弱めてしまうものがあります。
胃や肝臓の働きを助けたいのであれば、ウコンやヘパリーゼなどを飲みましょう。

命にかかわる薬の例

血栓症(血液が固まって詰まる病気)のための薬「ワルファリン」をアルコールと一緒に飲むと、出血の恐れがあります。
もし脳の出血が起こった場合、命にかかわります。絶対併用しないようにしましょう!

お酒と一緒に食べると良いもの

お酒と一緒に食べると悪影響のある食べ物はたくさんありますが、体に良い効果を発揮する食べ物もあります。

おつまみの定番である枝豆

枝豆

居酒屋などに行くと、必ずと言っていいほどメニューにある枝豆。
枝豆にはメチオニン・ビタミンB1・コリンという物質が含まれています。これらの物質には、アルコールを分解しやすくする機能があります。

食物繊維も豊富で、血糖値の急上昇を防ぎ、コレステロールを下げる効果もあります。大腸がんや高血圧、糖尿病などの予防にも。

ビールに枝豆!というのは、実はとても合理的な組み合わせなんですね!

意外と食べない大根の葉っぱ

大根

切り落としてしまい、意外と食べないことが多い大根の葉っぱ。実はビタミンB1とビタミンB2が含まれていて、アルコールの処理に適した食べ物なのです。

ビタミンB1には肝臓のアルコール処理能力を高める力があり、ビタミンB2は解毒作用を持っています。

しかし、なかなか大根の葉っぱを提供している居酒屋はありませんよね。
先に紹介した枝豆やチーズなどもビタミンB1・B2を含み代用が効くので、試してみてください!

スポーツドリンクは酔いが回る!?

ペットボトルの水

「スポーツドリンクを飲むと酔いが回りすぎて危険」というイメージがありませんか?
しかし実は、お酒を飲んだ後の水分補給に最適なのです!

スポーツドリンクには「体内に吸収される」イメージがあるため、アルコールが体に回ってしまう印象がついているのかもしれません。

血中にアルコールが存在していると、たとえ睡眠中でも肝臓はアルコールを分解し続けます。その際、ブドウ糖が分解を助けています。

また、アルコールの作用で体が脱水状態になります。

アルコールで体内から不足しがちになる「ブドウ糖」と「水分」を効率よく吸収できるのがスポーツドリンク!危険などころか、むしろおすすめできる飲み物なのです。

同様に「ラムネ菓子」でもブドウ糖を手軽に補給できます。

アルコールの分解力には遺伝子が関係している

お酒の強さは遺伝子でタイプ分けできる

お酒に強いかどうかは遺伝子がかかわっています。遺伝子の違いによって、お酒に強い人・弱い人に分かれます。

遺伝的にお酒に弱いタイプの人は、アルコール分解にかかわる「食べ合わせ」にはとくに注意!

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お酒の強さがわかる遺伝子検査キット

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